パナソニックのソーラーパネル HIT太陽電池
パナソニックのソーラーパネルといえば、独自に開発したHIT太陽電池を使用していることで有名です。
もともとは三洋電機の開発したものだったのですが、三洋電機がパナソニックの子会社となり、現在はパナソニックでHIT太陽電池を販売しています。
HIT太陽電池とは、電荷ロスを最小限におさえる独自のハイブリッド構造※の太陽電池で、反射光を少なくする設計とともに、トップクラスの発電量(1kW あたりの年間予想発電量 約1,169kWh/kW [設置条件:大阪府大阪市 間南設置 設置角度 30 度]、モジュール変換効率は18%以上、公称最大出力は233W)を実現しています。
従来の結晶系シリコンよりも、温度の影響を受けにくく、暑い真昼や真夏の発電量が他より高いのが特徴です。
※単結晶シリコンと、アモルファス(非結晶系)シリコンを層にして組み合わせた構造になっています。
パナソニックのソーラーパネルのメリット
- 独自のハイブリッド構造で、発電量が高く、真夏の発電量も落ちにくい
- 独自の野地ぴたF工法など、3つの工法で、様々な形・材質の屋根に設置可能。強風や地震にも強い。
- 汚れがたまりにくい「ウォータードレインコーナーフレーム」をパネルのコーナーに採用
- システム機器に10年保証(モニターは1年保証)あり。10年で81%未満、または20年で72%未満の出力保証がある。自然災害10年補償も別途用意されている。
パナソニックのソーラーパネルのデメリット
HIT太陽電池は、新しい技術の製品なので、実績面では他より劣る面もあります(ただ、実用化したのは1997年で、16年の歴史はあり)。
価格の面で、割高なところがデメリットだったのですが、最近は新製品が安価に販売されるようになってきていて、むしろ新しい型番のほうが安いこともあります。
また、サイズは通常タイプとハーフタイプの2種類なので、京セラなどのように、細かいところに置けるコーナータイプなどの小さなパネルはありません。
自宅にぴったりのソーラーパネルを選ぶには、信頼できる業者に現地調査をして、パネルを提案してもらうのが一番です。 ⇒業者選びのポイントへ
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