産業用太陽光発電設置の流れ

産業用太陽光発電では、大規模な設置工事になり、費用も多額になる分、住宅用の太陽光発電以上に、システムを導入するときには様々なことを慎重に検討する必要があります。

産業用太陽光発電の設置までの流れについてまとめました。

産業用太陽光発電を設置する流れは、一般的に4つの段階に分けることができますが、それぞれ、設置者と設置業者が各段階でどのようなことをするのかを分けて説明します。

 

1. 企画構想の段階

設置者

まずは、なぜ産業用太陽光発電を導入するのか、その目的・理由を確認します。

次に構想の立案です。
具体的には、設置場所、建物構造、方位角、周辺環境、設置の時期、規模はどのくらいにするか、公的助成制度の利用などについて、設置業者と相談しながら、構想を明確にしていきます。

とくに設置の時期については、産業用太陽光発電の工事には数か月要することも少なくないので、よく相談しておくようにします。

また、概算でもいいので、この段階で設置にかかる費用の見積もりを得て、最後に予算案を作成します。

 

設置業者

設置者から相談を受けた後、建物、周辺環境、電気設備等の現地調査を行い、発電量のシミュレーションをして概算の見積りを出します。そして、最適なシステムの導入についての提案をします。

 

2. 設計の段階

設置者

設計条件を整理した後、設置業者が提案した基本設計(※下記参照)の検討をして、決定します。
ソーラーパネルの選び方や、業者の見積もりのチェックポイントなどは、住宅用と共通する部分がありますので、そちらの記事も参考にしてください。

次に、公的助成制度へ申し込んだり、電力会社との協議を行います。ここまでくると本予算が決定しますので、それを確認し、工事契約の発注をします。

 

設置業者

システム構築支援のため基本設計を提案していきます。具体的には、設置位置、設計方位、角度、設置方法、周辺機器、システムの構成について提案します。
また、各機器についても、どの製品を選ぶのか、太陽電池アレイ、架台、基礎の設計、周辺機器の選定、システムの設計を行ない、それらのコストも算定します。

 

3. 施工の段階

設置者

太陽光発電設備の施工が開始すると、施工監理をして、きちんと施工が行われているか確認をします。次に電力会社との受給契約の申込と契約締結をします。

また、確認申請・計画通知等を所轄官庁へ提出します。施工検査も怠ってはいけません。

 

設置業者

電力会社と事前協議し、連系申込書を提出します。その後、設置工事・設備工事を実施します。

施工が終わったら、設置者立ち会いのもと、竣工検査を行ないます。

 

4. 維持管理の段階

設置者

システム運転後は、日常点検および法定の定期点検を行います。

設置業者

アフターフォローとして、システムおよび設備の保守・点検を行います。

 

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