スレート屋根のメリット・デメリットと、太陽光発電の設置工法

スレート屋根のメリット・デメリット

屋根の種類のひとつに、「スレート屋根」というものがあります。

天然材料の粘板岩を用いた天然スレート、人工材料の石綿スレートがあります。

石綿と言っても、アスベスト問題による代替繊維を用いた無石綿スレートが今の主流です。中でもセメントと無石綿を使用したものを化粧スレートと呼び、塗料でコーティングされているものがあります。
瓦よりも軽く、施工が簡単なため、工期の短縮・工事費用の節約になるのがメリットです。
一方で、スレートの屋根材は瓦と違って、取り外すことができないので、15~20年ごとに再塗装や重ね葺き(カバー工法)などのメンテナンスが必要になることがデメリットと言えるでしょう。

 

スレート屋根への設置方法

スレート屋根への太陽光発電システムの設置は、スレート工法が主流です。この工法では、スレートに下穴をあけ、防水処理をして、ソーラーパネルをはめる支持金具をビスで固定します。

雨漏りが不安なところではありますが、スレート屋根は取り外しができないため、穴をあけて固定するほか方法がありません。

スレート屋根は再塗装などのメンテナンスが必要になるので、その際にはソーラーパネルの撤去と再設置が必要になってしまうのがデメリットです。

また、設置工事の際に注意しなければならないのは、古くなって劣化が進んだスレート屋根の上での作業は、事故が起こりやすく大変危険だということです。

劣化が激しく、塗装によるメンテナンスが難しい場合には、ソーラーパネル設置の前に、重ね葺きなどによって屋根の補強を行ってから設置することも必要になります。

 

各メーカーでの設置工法

では、主要メーカーにおける工法はどのようなものがあるでしょうか。

パナソニックでは、スレート工法の「アンカー方式」「スレート架台方式」「スリムマウント方式」があります。

スリムマウント方式は、屋根とパネルとの隙間を従来の4分の1にすることで、見た目の美しさ、一体感を追及しています。また、カバーリングした部分に直接パネルを設置する「野地ピタ方式」もあります。
シャープ、東芝、ソーラーフロンティアでは「スレート用金具方式」、三菱電気では「横ラックレス方式」といういずれもスレート工法を行っています。
横ラックレス方式は、ソーラーパネルを支える支持金具(ラック)のうち、横方向のラックが両端にしかないものです。

 

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