太陽熱発電と太陽光発電とはどう違う? 太陽熱発電のメリットとデメリット

taiyou-netsu画像出典: Wikipediaより

太陽光発電と同じく、太陽光のエネルギーを使った再生可能エネルギーとして注目されている太陽熱発電ですが、太陽光発電とはどう違うのでしょうか?そのメリットとデメリットをまとめました。

太陽熱発電とは?

太陽光を反射鏡やレンズなどで太陽炉と呼ばれる設備内に集めて高温の熱を発生させ、その熱で汽力発電(水蒸気でタービンを回して発電する)する方法のこと。
施設の形により、大規模向けのトラフ式、中規模向けのタワー式、小規模向けのディッシュ式の種類があります。

 

太陽熱発電のメリット

設置費用が安い

太陽熱発電の最大のメリットといえるのは、太陽光発電のように高価な太陽電池を使う必要がないので設置コストが安くて済む点です。住宅用の場合は太陽光発電の5分の1から2分の1ほどのコストで導入ができるとも言われています。

蓄熱ができるので、太陽光がない夜間でも発電ができる

太陽光発電は夜間は太陽光がないため発電量が落ちますが、太陽熱発電の場合は蓄熱ができるので夜間の発電も可能です。

エネルギー効率が良い

太陽光発電のエネルギー効率が最高でも20%程度なのに対し、太陽熱発電は40〜60%とエネルギー効率が良いと言われています。

 

太陽熱発電のデメリット

広い土地の方が有利で、日本はあまり向いていないと言われる

スケールメリットがあるので、より広い場所に設置するのが有利と言われています。
砂漠などの広大な平地がある場所ではメリットがありますが、山地が多い日本では設置場所が限られると言われています。

 

雨期は発電効率が良くない

雨期は極端に発電効率が悪くなると言われています。

 

発電に向いている地域が限られる

夏至と冬至の昼間の時間の差が長い地域では、効率よく発電ができないと言われており、低緯度で乾燥している地域が向いていると言われています。

 

国をあげて推進されている太陽光発電とちがい、太陽熱発電は日本の地形に適さないとされたことなどから、あまり普及してきませんでした。

太陽熱自体は、家庭用では太陽熱温水器として利用されています。

太陽熱温水器も、熱を熱としてそのまま使うので、エネルギー効率が高く、注目されています。

 

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