太陽光発電用語集 か-こ

太陽光発電関連用語集  か-こ

買電
電力会社から電気を買うこと。太陽光発電システムが発電できない夜間や雨天時は、電力会社からの電気を買います。買電の価格は、契約内容によって違いますが、一般的な家庭では約24円ほどで、売電価格は買電価格より1.5倍以上高くなっています。
太陽光発電の設置時に、買電用の電力計と、売電用の電力計を設置して、両方の電力量を測ります。
架台
屋根建材と一体になっているソーラーパネルを除き、屋根置き型のソーラーパネルや野立てのソーラーパネルの場合、架台を設置して、その上にソーラーパネルを置きます。約30°の角度になるよう設置されることが多いです。架台自体の耐久性も確認するようにしましょう。とくに、塩害のある地域の場合、防錆対策がされた架台をつけることが多いです。
本来は、粘土を固めて焼いたものを瓦と呼びますが、日本ではセメントや金属製のものであっても、いわゆる瓦型に作られている屋根材を瓦と呼んでいて、セメント瓦、金属瓦というように素材名をつけて区別しています。
片流れ屋根
屋根がある一方の方角にだけ傾斜している屋根。南や東西向きであれば、広い面積をとれるので太陽光発電に向いていますが、北向きだとパネルに太陽光がほとんど当たらなくなってしまうので、太陽光発電に不向きです。詳しくは屋根の種類とメリット、デメリット
環境価値
二酸化炭素(CO2)を排出せず、CO2削減に貢献したという価値。⇒グリーン電力証書

逆潮流
通常は電力会社から電線を通って電気が送られてきて、その電気の料金を支払いますが、太陽光発電で発電した余剰電気を買い取ってもらうときは、この商用系統に逆流して電気を送ります。これを逆潮流といいます。
切妻屋根
屋根が中央の棟から二方向に降りている屋根で、広く太陽光パネルを置くことができるので、もっとも太陽光発電に向いている屋根といわれています。南向きの屋根があるときはもちろんのこと、東西向きの屋根だとしても、東と西の両方にパネルを置くことができるので、発電量を多くすることができます。
グリーン電力証書制度
CO2削減による環境価値を、グリーン電力証書として認定して、そのグリーン電力証書を企業などが買い取る制度。買い取った企業は、CO2削減に貢献した証として、グリーン電力証書をPRに使えます。
太陽光発電で発電して、家庭で消費した分の電力が、グリーン電力証書の対象となります。

グリーン電力証書の扱いは自治体によって異なり、新しい制度のため、まだ検討中のところも多いです。また、生協などで独自の環境価値の買取制度をしているところもあります。

系統連系
太陽光発電などで自家発電するシステムを、電力会社からの商用電力系統に接続して、電気の売買を行うこと、そのシステム・体系のことをいいます。太陽光発電システムを設置して、電力を買い取ってもらうためには、系統連系のための設備認定を受ける必要があります。
結晶性シリコン
構成している原子が規則正しく並んでいる結晶状態になっているシリコンのこと。太陽光パネルの主流はこの結晶性シリコンからつくられた太陽電池を使っていて、単結晶シリコンと多結晶シリコンの二つの種類があります。詳しくは、太陽電池の種類
現地調査
太陽光発電の設置において、一番大切ともいえるのが、施工前の現地調査です。現地調査では、屋根の角度や広さ、日照などを見て、どんなパネルが置けてどのくらいの発電量かを見るとともに、屋根の材質や古さなどをみて、設置可能かどうか、補修は必要か、どんな工法にするかなどを調査します。
施工技術ももちろん大切ですが、現地調査の正確さが太陽光発電設置の成否を大きく左右します。
公称最大出力
一定の条件下で、一枚の太陽電池モジュールが出力できる最大電力のこと。一定条件は、AM(エアマス)1.5、放射照度1000W/㎡、モジュール温度25度とJIS(日本工業規格)で定められています。
エアマスとは太陽光が地表に到達するまでの大気通過量で、光のスペクトルに影響し、値が大きいほど赤い光、小さいほど青い光になります。放射照度は太陽光のエネルギーの強さを表します。
交流電流
電流の流れる向きが一定周期で反対になる電流のこと。流れが変わる周期の単位がヘルツで、1秒間に60回変わるのが60ヘルツ(Hz)、50回変わるのが50ヘルツ(Hz)の電流です。西日本は60Hz、東日本は50Hzの電気を使用しています。太陽光発電でつくられる電気は一方にしか流れない直流電流ですが、パワーコンディショナーで交流電流に変換して、家庭で使えるようになります。
固定価格買取制度
2012年7月からはじまった制度で、太陽光発電など再生可能エネルギーで発電した電気を、国が定めた価格で電力会社が買い取る制度。今年度の契約では、個人宅での太陽光発電の場合、家庭で使用したあとの余剰電気を、1kWh(1kW時。1kWの電力の装置が1時間で発電できる電気の量。)38円で、10年間買い取ってもらえることになっています

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